思い出話

自分が4年生のとき、研究室配属で、じゃんけんで負けて、
防災研にいって、悔しくて、卒業までに50冊超の専門書を読んだ。
(部分読みでなくて通読ね)

修士に入って、樋口(忠彦)研に入ってすぐの5月、
はじめての研究テーマゼミで、自分のテーマ案を発表した。
テーマは公共空間に関するものだったと思う。。。
(レジュメが手元にはなくて確認できず)

それも、非常に抽象的な言語を多用した、分かりにく〜いレジュメだったと思う。
学部生のときに小説を書いたりしてて、すっかり文学少年気取りダッタものだから、
文章で「訳の分からない考え」を表現しようとしていた。(できると勘違いしていた)

で、ゼミでの樋口先生の一言

「ついていけねえな」

しかし、樋口先生は「ベルク先生だったらコメントしてくれるかもしれない」
と、ベルク先生を紹介してくれた。
僕はベルク先生にメールでレジュメを送り、ベルク先生はそれについて
丁寧に答えてくれた。。。中村雄二郎の引用の仕方の曖昧さについてなど。。。

今考えれば涙ものである。。。
なんというその寛容さ。懐の深さ。

その後、修士のときに、ベルク先生(ほか、蒼々たる専門家)の前で研究発表を
させていただいたり、嵯峨野を案内させていただいたりした。
正直つたなかったと思う。
でも、あのときの精一杯があり、だから今があるんだなあ、とも思う。

「涙もの」で終わらしたくはない。
受け継げるものは受け継いで一歩でも発展させたい。
今も毎日が勝負である。
研究者としての生き様、面白さ、背中から学ばせていただいた恩返しにもなるか。

今年、ようやく企画ができそうだ。
樋口忠彦先生と『景観の構造』の舞台をめぐるワークショップ。
久邇京、都祁、宇太、葛城などをめぐる、1泊2日の、
夜の講演を含むサマーセミナー。
今年度は研究室学生限定のクローズドでやってみようと思う。

しっかり受け継ぐ、までいかなくても、本物の学者の雰囲気を感じてほしいと思う。

学生は必死になって勉強している。
でも僕はもっと必死になって勉強している・・・つもり。量も負けねえぜ。
なんてね。

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