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一昨日,土木計画学秋大会において招待講演を行った.(プログラム

こちらが論文

これまで約10か月間,これを照準に勉強なり思考なり深めてきた.
かなり充実した時間だった.
自分のなかでは,背伸びをして,追いついて,ぐちゃぐちゃにして,整理して,
の連続だったが,なんとか論文の体裁にできた.
最終的には新しい方向性を示すことができたと思っている.
(ただ,ベルク風土学をある程度理解できていないと読めないと思う)

論文に書くことで,もしくは書く過程で,いろいろな発見があり,また自分で書き出した論理
からいろいろと教えられることも多かった.
なんというか,文章によって思考を言語化すると,それが新たなステップとなって,
次の思考の段階へと進める,という感覚なのかな.
逆にそれによって,思考のベクトルが縛られるというのもあるから,安易に,勝手なひらめきに
まかせて固めてはいけない.かなり慎重な吟味が必要だと思う.

で,これをやらなければ,なんとなく考えていることを日々再生産するだけで,創造性は
生まれないと思った.やっぱり無理してでも形にしなければならないんだな.

さて,論文を書いた直後,これ以上は無理,と思ったが,時間が経って読み返すと,
まだまだ言い足りないことも出てきた.もっともっと思考を深められる気がしている.
また,新たな芽が出てきそうだ,

この時期に,ライフワークになる学問分野を自分なりに体系づけられたことは,
大変意義があったと自覚している.
これからは各論を充実させて,景観学というものをじっくりと再構築していきたい.

追伸.
発表自体,ごく一部の先生には大変好評であった.
遠いと思っていた場所に,意外と深い共感者がいた,というのは面白い発見であった.
結局,深いところまで突き詰めれば,学問体系は違っていても,根ではつながっているのかも.

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