Zollverein Coal Mine Industrial Complex ルール探訪1

さて昨日は、2001年に世界遺産に指定されたZollverein Coal Mine Industrial Complexの見学に出かけた。
Essenまで電車に自転車を持ち込み、Essenから40分ほど自転車で走って。
こんなところです。

まずは僕が調べた情報を整理しておこう。日本語では、あまりよくまとまったものがないので。
特に、ランドスケープの設計については情報が皆無。

ここは、もともとのFritz Schupp と Martin Kremmerによる設計が本当にすばらしい。
1932年設計は、バウハウスの円熟期に当たるんだよね。

1989年以降のIBAをきっかけに、保全と活用が考えられ始める。
1991年頃から、Ulrich Rückriem という芸術家が最初にここに手を加えはじめ、
彫刻公園を作りはじめた。
この活動がこの地に対する人々の認識を「Art and Natureの場」へと変えたという。

最初のコンバージョンはデザインミュージアムへのコンバージョン。
Foster + partners と Böll u. Krabel( Essen)による (1996).

2002年にOMAが全体の都市計画マスタープランを作成。
その翌年、ランドスケープに関するマスタープランが、Agence Ter Henri Bava教授
によって作成される。
 

@Agence Ter, Masterplan, Square and Parking at Zollverein
 
 
 
さらに、ランドスケープ・アーキテクトのチームが結成され、
designers: Grupper GmbH
artists:Observatory Rotterdam
communication designers:F1rstdesign
lighting designers :LKL
のチームが公園を設計した。2010年に完成したそうだ。
 
 
 

@Planergruppe Oberhausen, http://www.planergruppe-oberhausen.de/
 
 

昔の電車の軌道が、footpaths や cyclewaysにうまく使われており、
明確で自然な動線を創出している。また、作り込みすぎない植生も、半ば廃墟的に残る
景観の中に溶け込んでおり、リアリティが感じられる。

コンバージョンについては、その後もOMAによるマスタープランに基づきながら
次々とプロジェクトが進められている。これはすべてポストIBAのプロジェクト。
旧石炭洗浄工場を展示会場に改築、国際建築デザイン見本市を開催(2006年)
ツォルフェアアイン経営デザイン校の大学院施設としてSANAAによる校舎を建造(2006年)
ルール博物館を建造。これは、OMAとBöll u. Krabelによって、2008年からコンバージョンがはじまり、2010年に完成。
エントランスの直線エレベーターは、炭鉱の建築言語をうまく利用して、ドラマ性の高い空間に。

現在は、ツォルフェアアイン開発公社(EGZ)がツォルフェラインで行われる全ての
投資プロジェクト、および建設工事計画を担当している。
会社は2001年5月に設立され、NRW州のプロジェクト・ルール社とエッセン市から等分の支援を受けているそうだ。
 
 
 
これくらいにしておきましょう。
ここには、こんな感じの大小のプロジェクトがたくさんある。
可能な限り見ておこうと思う。

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