ペイブ

Naardenという近世の城塞都市(14世紀以来の姿をとどめているらしい)は見応えがある、
とP先生に教えてもらったので行ってみた。

教会の塔には登れなかったものの、プラン・・・おぉ、絵図のままだ。


一周しても30分ほどの小さい街。

しかし、その町並みのクオリティは非常に高い。
”ヨーロッパで最もよく修復された歴史都市”(1990、ノストラ賞)という
称号も得ている。町並みはもちろん、感心したのがペイブのこだわり。
動線がきちんと表現されつつ、おさめかたも気を遣ってて、植栽との合わせ方も上品。
いろいろなタイプがあります。
もちろんこのパターンの違いには理由があります。

1、2枚目の写真をみて「津和野と似てる!?」と思ったあなたはマニアですね。
実際には少し異なり、中心の隣の黄色い帯は自転車の通路を指しています。
グレーのラインは、駐停車の際、これより外側に、とのことのようです。
とはいえ、多くの歩行者がグレーのラインの内外を気ままに歩いており、
うまく車の動線と歩行者の動線がSharedされていたと感じました。
また、グレーのラインの外であればオープンカフェもテーブルを出して良いようです。
細かい使い方のルールは正確には分かりませんが、観察からはそこまでいえそうです。


交差点のディテール。秀逸です。
白線はレンガの上に塗るのではなく、白く塗ったレンガを置いています。道路表示の矢印も同様です。
 
  
  

ここが散策道の起点になっています。
 
 
 

3枚目と同じく切り替え部。
 
 
 

散策道のペイブと芝生の切り替えが自然
 
 
 

レンガの色使いも素敵。目立たないがさりげない作り込み。
 
 
 
なかなかのペイブの作り込みに、すっかりテンションが上がってしまいました。
ちなみにペイブにレンガを用いるのは石がとれないからだ、と聞きました。
たしかに説得力ありますね。

ペイブはポルトガルがなかなかでしたが(マカオも)、オランダもいいですね。マイベストはBanyolesですが。
オランダは建築のファサードと、ペイブが連続していて、またペイブのレンガの密度が大きく
ディテールのおさめ方もうまいので、ひとつのインテリア的空間を作り出していて、
とても洗練されていると感じました。
ドイツからオランダに(10年ぶりに)行って、あまりの町の雰囲気の違いに驚いたのでした。

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