研究会

都市基盤史研で久々に発表しました。

ディスカッションでは、この研究、さらには一連の研究の問題意識の所在や、
描こうとしている大きなストーリーは何なのか、
近代古都研で提出されている論に対してどういう対立軸を示すのか?
という点に議論が及び、さまざまに有益な助言をいただきました。

それはまた、近代的風景観と歴史観が交錯するところで生まれる景観表象および景観について、
西田正憲氏が示されているような近代的風景の発見という表象形成論の文脈で
説明するのか、それとも新たな枠組みを示し、そのなかに位置づけるのか、
ということでもあります。

結局は、人が風景を(自然を)どう捉え、どうつくりかえようとしてきたか、
この「人の風景の捉え方」に重きを置いて、人-社会(文化)-自然の関係の
歴史(もしくは発達プロセス)を描きたいということなのですが、
何が風景をつくるのか?という仮説が必要です。

目下、地域アイデンティティとしての歴史性、歴史のなかの物語性、が風景をつくる、ことに着目したいと思います。

近代の対象を扱うとき、こういう文脈の中での近代という時代の特徴を
掴まなければならないところ、ややそういう視点での掘り下げが弱かったかな
というところに気づきました。
近代の歴史観を、自然観や環境観、慰楽観とともに掘り下げていきたいです。

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