地域景観計画の可能性2

先日、とある仕事(学識者ヒアリング)で樋口忠彦先生とご一緒して、
いろいろとお話しをして、改めて教えていただいたことがある。

話題は、ある地域・地区ですぐれた景観を共有・形成するためには
どうすればいいか、ということに及び、
1) 従来の規制型のガバナンスには限界がある
2) 一律の規制やガイドラインではなく、ケースバイケースで協議する「仕組み」をこそ作る必要がある
3) 景観の本質的価値を評価し、価値と将来のヴィジョンを共有することがまずは不可欠
ということを述べられた。僕も同じようなことをぼんやりと考えていたものの、
それをズバッと述べられたのをきいて、さすが!と思った次第である。

フランスのように権威ある委員会が審議するというのは、今の日本の状況では
なかなか難しいから、住民によるお願い協議の場を広めていくしかないだろう。

実はそんなモデルとなるような仕組みが京都で運用されはじめた。
地域景観づくり協議会制度」という。

こうした協議会の運営においては、地域の本質的な価値が適切に評価され、
住民の間で共有されていることが前提となる。
逆に言えば、住民が積極的な場合には、価値共有さえできれば、
この仕組みは、かなり汎用性があるのではないか、と考える。

本制度の運用とその効果に今後とも着目したい。

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