韓国南部巡検

五月中旬に研究室学生有志とともに韓国南部の歴史的景観地・集落の実見調査に行きました。
レンタカーを利用しながらの強行スケジュールでしたが,非常に充実した視察ができ,
またどの食事も大変美味しかったです。通訳してくれた金君に感謝です。
以下,主な調査地について自分が撮った写真と,インターネット上の情報をまとめたもの
をあげておきます。写真はクリックすると大きいサイズのものが見られます。
 
 

楽安邑城民俗村

楽安
楽安邑城民俗村は、朝鮮時代の城と東軒、客舎、林慶業將軍碑閣、市場、草葺屋根の家などが原形そのままに保存されており、城と村が一緒に国内最初の史跡第302号に指定された。朝鮮太祖6年(1397年)に倭寇が侵入、この地出身の金贇吉将軍が土城を築き、その300年後に現在の石城が築かれた。
広い平野地帯に1~2mの大きさの正方形の石を利用して高さ4m、幅3~4m、全長1,410m、東内、南内、西内など135,537m²に及ぶ3つの村を囲み、400年以上経つ現在も途切れるところなく原形そのままに残されている。今も85世帯がこの中で生活しており、民俗学術資料としてはもちろん、歴史教育の場としても価値が認められている。
http://japanese.visitkorea.or.kr/jpn/TE/TE_JA_7_1_1.jsp?cid=281832 
  
 

順天生態公園

生態公園
順天湾入り口には韓国の他の地域では見ることのできない約30万坪の広い葦の群落が高密度に広がっているが、これはおよそ30年にわたって形成されたもので、約10年前からその範囲が急速に広がってきた。
http://www.suncheonbay.go.kr/?r=JPN&c=275/279/289 
  
 

宝城茶園

宝城茶畑
宝城郡は、韓国で最も多くの茶を栽培する地域で、いくつもの文献に茶の自生地として記録されているほどで韓国のお茶所と呼ばれている。現在でも、宝城郡で生産される茶は全国の茶の生産量の約40%を占めているほど茶葉の栽培が盛ん。年平均気温が13.4℃、年平均降雨量が1,400mmで、土壌は麦飯石成分を含み、お茶の生育に非常に適した条件を備えている。霧日数が多いため、お茶の木の成長期に水分をたくさん供給するとともに、自然遮光効果によってお茶を一層おいしくする自然条件に恵まれている。
歴史的には、伏忽郡が馬韓から百済に統合(近肖古王(369年頃))される中、初めてお茶を利用するようになったという説があると記録されているという(宝城郡誌)。現在のような大規模な茶園は1939年の造成以後である。日本の技術陣によって最適な茶栽培地であると判明した。
http://japan.boseong.go.kr/index.boseong?menuCd=DOM_000003002002000000
 
 

全州韓屋邑

全州
全州韓屋村は韓国で唯一、都心によく保存された約 700棟の韓屋が群をなしているところで、伝統的な生活文化が息づく韓国を代表する文化観光名所として有名。校洞、豊南洞一帯の都市韓屋は、1910年代から産業化社会へと移る過程で生じた、韓国における住居文化の発達過程を示す重要な資料である。
http://tour-jpn.jeonju.go.kr/index.sko?menuCd=AC07001001000 
 
 

慶州良洞村

良洞
韓国での氏族は苗字と本貫をともにする父系血縁集団、すなわち先祖を同じくする同姓同本の人たちと、他の血縁集団から配偶者として入って来た女性たちから構成された社会集団をいう。氏族村は一つあるいは少数の氏族が全体の住民構成の多数を占めるか村の意思決定において主導的な役割をする村をいう。韓国の代表的な氏族村であり両班村である河回と良洞はともに朝鮮時代(1392~1910)に両班文化が最も華やかに栄えた韓半島東南部(嶺南地方)に位置する。
この村は朝鮮時代(1392-1910)に驪江李氏と月城孫氏によってつくられた両班村(貴族の村)で、朝鮮時代の性理学者である李彦迪(1491-1553)をはじめとする数多くの著名人を輩出している。村には家屋およそ150棟が保存されているが、瓦屋根の家屋は大部分は高いところにあり、茅葺の家はほとんどが平地にある。1984年12月24日には村全体が重要民俗資料第189号の指定を受け、2010年にはユネスコ世界遺産に登録された。
http://www.konest.com/contents/spot_mise_detail.html?id=3821  
 
 

安東河回村

安東
河回村は豊山・柳氏が600年あまり代々暮らしてきた同姓村である。儒学者柳雲龍と文禄の役の際の領議政(現在の首相に相当)であった柳成龍兄弟を輩出したことでも知られている。瓦葺きの家の周囲を藁葺きの家が取り囲んでいるのが特徴であり、127の家屋のうち12家屋が重要民俗文化資料に指定され、2010年にはユネスコ世界遺産に登録された。
http://www.konest.com/contents/spot_mise_detail.html?id=3108 
 

(番外編)順天市映画撮影場

順天撮影地
60~80年代の貧困村と建物などで成り立った最大規模のセット場。
http://www.namdokorea.com/jp/reference/sch/01/view01.jsp?type=&kind=&tour_id=1139&page=3

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