あづち未来づくりプロジェクト キックオフ

2020年度から、安土未来づくりプロジェクトが始まります。

近江八幡市さんより委託を受け、地域のステークホルダーのみなさんとともに、地域づくりのマスタープランとアクションプランを描いていきます。

与えられた課題は、安土城址と周辺の活用、県道バイパス整備と付け替え後の道路の活用、西の湖舟運路である「湖の路」の構築(港の再整備)などの文化財や公共施設、水辺の整備・活用をふまえつつ、地域団体の活動の再編を含めた活性化プランを検討するというものです。

まずは、2026年の安土城築城450年をターゲットとして、数年かけて取り組みたいと思いますが、今年度は地域活動団体のみなさんとともにアイデアブックをとりまとめます。

近江八幡市政には、総合政策・都市計画・文化財などいろんな面から関わらせていただいており、デザイン検討も徐々に定着してきたように思います。今回のプロジェクトは景観、土木計画、都市・地域計画、地域史、文化財の活用、多主体協働まちづくりなど、幅広い専門分野の知見が求められる、なかなかない機会になりそうです。

大学院生にとっても、これくらいのスケールで地域協働型で検討する機会は多くはないので、得がたい経験になると思います。このような機会を与えていただき有り難いです。

早速、8月にステークホルダーへのインタビュー調査(1周目)を実施しました。報告はこちらからお読みください(歴女のメンバー関さんが書いてくれました)。まちづくり協議会や商工会を含む、11団体のみなさんからお話しをきかせていただきましたが、みなさん熱い想いをもたれております。どう縁を結んでいくか、です。

郷土資料の存在もたくさん教えていただきました。佐々木六角氏から信長、秀次へ。1550年代からの50年がハイライト。遺跡と、歴史の物語と、現代のコミュニティの関わりを考えます。

調査最終日、市の安土未来づくり課のみなさまのご厚意で、西の湖に舟を出していただきました。
夕暮れ時に、波にゆられ、水に触れ、風に吹かれ、郷土料理をいただく。
至福の時間でした。織豊時代に迷い込んだ気分です。

舟上から臨む 西の湖

みなさんのお話しを伺うなかで、仮説が徐々に頭の中にできあがってきました。

西の湖-安土-観音寺をまるごと文化景観博物館=エコミュージアムとする構想、
湖(うみ)と陸のディスカバリー・トレイル、コミュニティとパートナーズによるツーリズム・プログラム開発、安土を楽しみ尽くす安土歴史文化フェス、などなど。楽しいプランが描けそうな予感がします。

  

ちなみに、修士生のとき(2005年)、重文景選定の調査で、樋口先生をはじめ先生方と同じように舟に乗り、わくわくしながら西の湖を廻りました。15年前ですが、よく覚えています。時間が経つのは早いですね。

 

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