ロンドン
ロンドンに来ました。目的は、英国最大のBID運営会社であるプライメラのCEOであり、創設者であるルース・ダストンOBEさん、COOのキャサリンさんにヒアリングすることです。念願のヒアリングが叶いました。

ロンドンのBIDは今まさに都市の公共空間再編をリードする存在ですが、プライメラはロンドンの最も中心部の12のBIDの運営を受託しており、これらの運営総額(レヴィ収入)はロンドン全体の1/3強となる2000万ポンド(約40億円)/年に及びます。BIDの立ち上げのコンサルティングから事務局運営、執行までの豊富な実績とノウハウを積み上げており、国を超えた各国のBIDの設計のコンサルティングや、異なる法制度のなかでの制度設計も進められていて、我々が学ぶべきことが多くあります。https://primera-corp.co.uk/portfolio/
過去20年、英国におけるBID運営の最前線で奮闘されてきたルースさんに、今回は、2日間にわたって話を聞かせていただく機会を得ました。我々が研究を進めている、近年のロンドンのBIDの取り組み、合意形成の工夫や活動評価などについて、資料に出ていない細かな部分や工夫を含めて伺い、我々が立てていた仮説を確かめることも出来ました。
質問をきかれたルースさんが、「まさにBIDの立ち上げ期に私たちが直面した課題だった」と仰っていたのが印象に残りました。さまざまな対応や細やかなノウハウは、これからの日本固有の制度設計に、大きな参考になると考えています。
早速、国の検討会議のみなさんや自治体のみなさんなどの関係者とも共有しつつ、日本での施策の検討を深めていきたいと思います。
(一緒に写っているのは共同研究者でもある研究室の修士の学生です)