中之島通歩行者空間整備

整備後
整備後の中之島通(中央公会堂前)
整備前(Google StreetView 2019)

先週11/15に供用開始された大阪中之島通と中央公会堂前の歩行者空間。ネオ・ルネッサンス様式の公会堂の建築物の素晴らしさが際立つ広場空間になりました。外国にあるような広場になり、多くの方が足を止めて、公会堂の写真を撮られていました。

以下、歩行者空間整備のポイントをあげると、

・元3車線→暫定2車線→1車線に変更。日曜は歩行者天国(元から)。ゆえに車道は広場と極力一体化。

・中央公会堂が美しく見えるように阻害物をなくし、照明柱の配置も工夫。

・2021年竣工の第一期(東西道路)の設計時から、(当時整備がいつになるか不透明だったが)第二期(中央公会堂前)と一体でデザイン検討を実施。

・公会堂前の半円形・広場形状にあわせて車道の線形を変更。半円形広場は舗装全割付図を作成して細部まで調整。

・車道の境界はフルフラット。シームレスな一体の広場に。

・ボラードは上下式で運用。平日は車道沿いにボラード+チェーン、日曜はボラードなし、でできるように。

(※ケヤキは1本を除き、残す設計だったが施工時のミスで伐木→植樹)

などなど、たくさんあります。一つ一つ実現するのに苦労が積み重ねられてます・・・。気になる方は、どこかの機会でお尋ねください。(関係者の皆様は、本当にお疲れ様でした。)

マネジメントは現在進行形で検討が進められています。