集約型都市づくりのもう一方で

今日たまたまみたNHKで縮退都市とその政策を取り上げていた。 1人あたりのインフラ維持費の莫大な郊外は、なるべく撤退の方向で考える、 という考え方は合理的で理に適ってはいる。都市の集約化と縮退は必要。 なかでも公共投資を中心市街地に集約するというプラスの考え方は事業ベース、 補助金ベースの話なので、まあ...

ナラティブにおけるリアリティ

研究会の成果本の原稿が集まりつつある。非常に多様な視点からの論考がそろい、大変楽しみだ。 さて、「風景」という問題を扱う際にしばしば「主観性」の問題が取り上げられる。 景観の客観的な分析は、ギブソンなどの視知覚に関する研究成果を援用して、視覚的分析が進められてきた。が、それもある程度成熟しており、また違...

四万十川流域調査

今年後からはじまった科研の研究会(文化的景観研究)のメンバーで、四万十に調査に行きました。 四万十川流域の文化的景観 奈文研のページ 清水先生のご案内で、特にすぐれた見所を効率よくめぐることができ、また、関係者の方々からもいろいろと お話しをきかせていただきました。充実した視察旅行でした。 いくつか写真...

伊庭の夏

今年も夏がやってきました。 学生たちが自主的に運営する地域協働プロジェクト@伊庭の簡単な報告です。 今年は地元の「絵日記」実行委員会との協働開催です。 「絵日記」とは、子どもたちが夏休みの絵日記に描けるようなイベントを!と20年も続けてらっしゃる活動。 学生たちは田舟体験と川床カフェを運営。 水田や内湖...

まちニハ

  地域デザインのアプローチは地域の特性によって様々なものがあり得、決して一つではない。 関わる人たちそれぞれにそれぞれのやり方があるというのが面白い。 僕は、地域の総体を「景観」という切り口から捉え、考えるアプローチをとります。 この実践を通じて、その有効性を検証していく必要があるでしょう。     ...

オーラルの編集という手法

Binセミナー17 での議論ののち、ご講演された中村さん(ウィスコンシン大)や羽藤先生、 松村先生(大阪大)とやりとりしていて、計画のための調査のあり方についていろいろ考えている。 中村さんが参加しているプロジェクトは、オーラルヒストリー調査として、フィジカルな環境の意味の読み取りというのを契機として、...

手法論

  最近、都市デザインもしくは景観デザインの手法論について考えている。 一つは、空間の組み立て方の原理について もう一つは、都市像の創出のための都市の調査の方法について      ○空間の組み立て方の原理について 最近、Landscape Urbanismの本に出てくるいろいろなリファレンスを調べて整理...

フランス出張2013.5

International Conference “Landscape and Imagination”という学会に参加するためフランス・パリに行きました。主催はUniscapeという団体で,European Landscape Convention を契機に活動が始まったヨーロ...

まちづくり×クリエイティビティ

「デザイン」っていうと,そこに新しいコンセプトや,形態上の斬新さ, クリエイティビティを,その内に含んでいる. 都市デザイン,もしかり. アーバンデザインは,田園都市以降,ニューアーバニズムにしろ,アーバンビレッジにしろ 少しずつ形を変えながらも新しさを求めているようにみえるし, 「アワニー原則(199...

これからの研究

  2009年から卒論・修論を見てきて,今年で4年がたちました. この4年ほどは都市形成史を中心に,歴史研究に重点を置いてきましたが,それとともに, そろそろ本格的に「新しい景観まちづくりモデル」の実践にむけての研究を進めていかないと まずいだろう,と考えています.(もちろん断片的には研究を進めてきまし...