Stuttgart

 
今日はStuttgartに来ています。
Shlaichの作品をはじめとする橋梁とその橋梁がつなぐ公園の実見。
庭園博というイベントを利用しながらも、それぞれの瞬間のチャレンジが
ストックとなり、今や歴史となって(もしくは博物館、生きる教科書)、
長い時間の積み重ねの迫力を感じました。

今日見た橋すべて素晴らしかったのですが、
一番印象に残っているのが、ネッカー川にかかる歩道橋(Esslingen-Mettingen)
吊りケーブルのディテール。とても美しかった。
 

シュツットガルト自体も旧市街の趣を残しつつ、現代都市化をしている
バランスのよい町だと感じましたが、都市の広場の使い方や、公園の
デザインなどをみていると、様々な面での気遣いをまざまざと思い知ら
され、日本の現状を悲観的に捉えてしまいますが、なんとか一歩ずつ
やっていくしかありませんね。

一つ気付いたのが、都市のエッジとなる鉄道の路線沿いの緑地をうまく公園の
背景としてまとめていること。さらに直線上の公園を形成しています。
こういう大規模インフラに隣接するエッジって、殺風景な場所になりがちなんだけど
大樹によってぼかしつつ、空間も死んでいない。


写真の木々の裏側(右側)は幅600m以上ある車操場ですよ。
下の地図の緑の矢印の場所が撮影地点、南西方向を撮影しました。
 


 
これはうまいなと思いました。日本の庭も同じ手法をもっていますが、
もっと意識的にインフラのデザインに生かす方法を考えないといけないですね。
そして道路で分断され細分化された公園をつなぐ役目を果たすのが橋です。
橋が駅へ直結しているのもとても刺激的。

と、いろいろ勉強させてもらいましたが、やっぱりヨーロッパの原点は広場ですね。
基本的に歩行者天国の大きな広場の周縁部、大樹の下に人が座って談笑して、
一部は雰囲気のいいオープンカフェになっています。僕もそこで夕食を食べ、ブログも書いて
ますが、こんな空間があるからこそ都市に対する愛着が生まれるんだろうな、と痛感しました。
 
 

こういう気持ちいい空間で話したことなら、いつまでたっても覚えているよね。

 
 
さて、エムシャーパークのフィールドワークがようやく一段落つきました。
13日間のフィールドワークの成果は膨大ですが、どうまとめようか。
資料も膨大にありますが、まだ読み込めていない。。。
今年度の後期の景観デザイン論の授業(毎年講義内容が違う)に合わせて
整理しますが、ブログにも情報を小出ししたいと思います。
書くのならそれなりに調べてから、と思っちゃうと時間もなく書けないという
ジレンマ。

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