神は電車のなかで降りてくる。
まあ頭の冴えとかって波があると思うけれども、
今日は、久しぶりに神が降りてきた(=1.素晴らしいアイディアがひらめいた 2.切り口がひらめいた 3.論がきれいに組めた)。
ず~っと、情報ばっかりインプットしてたら、だんだんこんがらがってきて、わけがわからなくなるが、ふとした瞬間それが解けて、道が(論が)パーっと開けるときがくる。それを何度も経験しているうちに、だんだん論が構造化されて、シンプルで精度の高い言葉で置き換えられていく。
これが研究の醍醐味だよね。
ただ、24時間考え続けることを続けなければ、神は降りてこない。
あと、なんかやらなきゃならないことがあって焦っててもだめ。
ある程度余裕あって、のんびりと構えながら、でも散漫になっていないときのあの状態がいい。
ちなみに僕にとって、一番頭が働く場所が、電車のなかで座っているとき。
上の条件を満たしているからだろうと思う。毎日片道1時間以上座ってるし。
というわけで、できるだけ電車通勤を続けたい、と思う。
あと、自分で「分かって」しまうと、それが当り前化するので、知的興奮は薄れはするが、
そのときの(神が下りたときの)興奮を伝えられる臨場感をもったプレゼンができればなと思う。
意外に初心って忘れやすい。だから研究の初期段階のメモはそういう意味で大事だ。
そういやM1のときに
素人のように考え、玄人として実行する―問題解決のメタ技術
って本を読んだが、当時結構影響を受けたのを覚えている。いろんな人に勧めたが、いま絶版なんだね。惜しい。