まちづくり×クリエイティビティ
「デザイン」っていうと,そこに新しいコンセプトや,形態上の斬新さ,
クリエイティビティを,その内に含んでいる.
都市デザイン,もしかり.
アーバンデザインは,田園都市以降,ニューアーバニズムにしろ,アーバンビレッジにしろ
少しずつ形を変えながらも新しさを求めているようにみえるし,
「アワニー原則(1991)」などは(その発表された当時特に)新しい考え方で満ちていて、
とてもクリエイティブな仕事だと思う。
で,「まちづくり」は?
そもそもまちづくりにクリエイティビティは必要か?
そう考えている人はどれほどいるのか?
「まちづくり」をまじめに考えるほど、これが見過ごされているのではないか?
既に「まちづくり」という活動自体が ”一般化”を超えて ”コモディティ化” しているようにさえ感じる.
もちろんケースバイケースというか,その文脈によるのだけれど,
ある”まちづくり”のあり方がマンネリ化している側面があるとすれば,
それは打破しなければならない.
もちろん,まちづくりのなかの「本質的なところ」は普遍であると信じてもいるので,
それはそれで考え続けなければならないが、
新しいまちづくりのあり方にはどういう方法があり得るか.
そういうことをもっと考えないといけないな、と最近そんなことを考えている.