長岡京市の眺望遺産

長岡京フライヤ1

長岡京市ですぐれた眺望遺産を選び、活用していく取り組みを市民団体(チーム乙訓)とM1水野を中心に始めました。10月3日、キックオフのミーティングが開催されました。

以下、京都新聞の報道からの全文引用です。
「景観継承 住民主導で 京都・長岡京で保全考える講演」
京都新聞 2015年10月4日付(朝刊、京都・洛西版)
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20151004000025

「京都府長岡京市の景観保全についての講演が3日、同市神足2丁目の市中央生涯学習センターであった。参加者たちは、国内各地のまちづくりの実例を参考にしながら、どのようにして長岡京市の魅力的な景観を未来に残すべきかを考えた。
乙訓地域の地名を題材にした古今の漢詩集を編む活動をしている市民団体「チーム乙訓」が主催。社会基盤工学を専攻する京都大大学院の山口敬太助教(35)が講師を務めた。
テーマは「長岡京市の眺望遺産の保全と活用」。山口助教は、冒頭に東近江市伊庭町で住民たちに愛着のある場所や風景を聞き取ったり、住民有志が実際に町内を歩き回るなどして地元で保全すべき景観を選定した経験を紹介。「見過ごしがちな『当たり前の風景』を見つめ直し『地域で残すべきものを地域の人間が考える』という過程が、郷土愛や関心を育む」と述べた。
また、長岡京市の強みは「住みやすさ」や「歴史文化の豊かさ」だと指摘し、その地域が関わる地誌や風物の編さん▽市民による眺望の選定▽目的に応じた文化的拠点づくり―の三つが市民主導で実現可能だとした。」
【写真あり:地域の景観保全について話し合う参加者たち(長岡京市神足2丁目・市中央生涯学習センター)】

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□□ 追記(2015年12月) □□
2015年12月6日に、長岡京市景観まちづくりワークショップ
「市民景観遺産の活用を考える」を開催し(チーム乙訓主催)、
眺望遺産アンケートの中間報告のあと、眺めの活用策などを議論しました。
緑のサポーター制度などとも連携して、眺めを活かしたまちづくりが進んでいくことを期待しております。

Kyotonews151207
京都新聞 2015年12月7日付(朝刊、京都・洛西版)

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