安土まちづくり提案報告会

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11月27日、近江八幡市主催で、まちづくり提案報告会議を行いました。題して、
【京都大学】×【近江八幡市】安土城下町再生
『水と文化 葦舟で結ぶ風景の一考察』-安土で育むべきモノとは-
です。プログラムのダウンロードはこちら。
私も、「地域固有の歴史的・文化的特質を生かした総合的な地域づくり」と題して
30分弱、話題提供しました。安土の歴史的資源の価値を確認し、事例を挙げつつ、
水辺の整備における「歴史性」「技術的課題解決」「デザイン性」の重要性をお話ししました。
定員30名のところ、50余名の方にご参集いただき、関心の高さを知りました。また、吉田副市長にも最初から最後までご参加いただいたあと、大変貴重なコメントと激励をいただきました。とても有意義な会議でした。

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メインイベントは、研究室学生有志が4月から半年以上かけて議論し、練り上げてきたまちづくり提案の発表です。
近江八幡市全域での文化まちづくりとしての「まちカレッジ」、そして湊としての歴史を活かした常浜を中心とする「葦舟」づくり、の具体的方策を提案しました。
学生による報告はこちら

 

□□ 追記(2016.1.2)□□
広報おうみはちまん(2016年1月号)に本報告会が取り上げられました。以下転載します。
広報近江八幡2016-1-1-all-2

□□ 追記、以上□□

以下、プレス文から趣旨とプログラムを抜粋します。

○趣旨
安土城跡及び西の湖は、合併前の安土町において「安土町歴史文化基本構想」などで、活用が検討されてきた経過があります。
合併後の新市において、更なる歴史資産の保存・活用と良好な水辺環境の保全により、地域の魅力向上と観光の活性化を図るため、平成26 年3 月に「近江八幡市安土城下町地区都市再生整備計画」を策定し、平成26 年度から計画の事業化に着手しているところです。
この動きと連動するかたちで、地域住民による推進団体「安土城下町再生協議会」が発足するなど、官民協働による整備体制が整いつつあります。まちづくりは、行政と地域、関係者だけではなく、そこに若者が加わり共に知恵を出し合うことで、取組の品質がより一層高まることが期待できることから、今回、当地における地域活性化に向けた自主研究を行っている学生から、その研究成果を発表していただくと共に、地域住民と意見を交わすことで、本事業の深化につなげていきたいと考えます。

○プログラム
19:00 開会挨拶及び安土城下町再生事業について 【大林安土町地域自治区長】
19:15 話題提供「地域固有の歴史的・文化的特質を生かした総合的な地域づくり」
【山口敬太氏(京都大学大学院工学研究科助教)】
19:30 研究発表「地域資源の活用による安土・近江八幡の活性化戦略」
【学生有志(安土・近江八幡プロジェクト)】京都大学大学院景観設計学研究室
20:10 意見交換(総括:山口先生)
21:00 閉会挨拶 【安藤会長(安土城町再生協議会)】

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