和束町 宇治茶地域カンファレンス
2017年10月16日,和束町にて,宇治茶の文化的景観調査研究結果報告会
(地域カンファレンス,京都府・和束町共催)が開催されました。
山口(宇治茶文化的景観調査研究会議委員)がこれまでの和束町内での景観調査の経過報告を行い,
パネルディスカッションでは,の藤井先生(同会議委員)をコーディネーターとして,
これからの和束における茶業と景観づくりをどのように考えていくか議論をしました。
茶に適した自然条件や,集落の歴史,生業の歴史,景観の価値を活かして,
世界を視野に入れた茶のブランド確立,情報発信,販路拡大,さらなる技術の向上,
地域内外の交流などをどう進めていくか,幅広く多様な観点から議論を深めることが出来ました。
1)調査研究報告 山口敬太(京都大学大学院)
2)パネルディスカッション
コーディネーター:藤井孝夫(京都学園大学教授)
パネリスト:
田中繁次(WEB道の駅)
中井章洋(わづか有機栽培茶業研究会会長,茶生産者)
籠嶋渉(和束町茶業青年団,茶生産者)
田中大貴(D-matcha(株)代表取締役社長)
堀忠雄(和束町 町長)
コメンテーター:山口
【和束町の茶園と集落の景観】
和束における固有の自然条件や茶業の歴史が生み出した,集落と一体の茶の生産景観は,次世代へと残したい貴重な遺産です。