水とともに暮らす

デヴィッド・ワゴナー氏の来日にあたり、講演会を開催しました。 講演会では多くの事例を取り上げていただき、一つ一つの事例について、気候変動下の治水上の課題、まちづくりの課題、それを解決する水システムを丁寧に解説いただき、さらにはそれを空間として統合し、住環境や地域価値の向上を目指すための「デザイン」の役割...

PRATT × KU

Pratt InstituteのMartin教授率いる学生さんたちと、Kyoto Univ Urban/Landscape Design Labの学生たちで、合同のワンデー・デザインワークショップ “Designing the Future of East Kujo” を開催しま...

近江八幡のまちづくり

近江八幡安寧のまちづくり(CCRC)「静かな水辺で暮らす」事業計画が発表されました。協議会とワーキングのメンバーとして、また、プロポーザルで特定されたパートナー事業者との共同研究で公共空間整備の具体化に関わってきました。整備イメージの作成は研究室の学生とともに行いました。詳細なレポートはこちらから。ht...

まちを再生する 公共デザイン

学芸出版社から 『まちを再生する公共デザイン——インフラ・景観・地域戦略をつなぐ思考と実践』が出版される運びとなりました。 https://www.amazon.co.jp/dp/4761532459/ 2017年12月に開催した土木学会 景観・デザイン委員会設立20周年記念シンポジウムの企画・構想段階...

旅立ち

  研究室を旅立つ学生たちが、謝恩会を開いてくれました。心暖まる会でした。 1本の博士論文、6本の修士論文、加えて、4本の卒業論文にM1が主力の実践プロジェクトや国際ワークショップ。みなが全力で走り抜けてきました。 研究もデザインも勝負の世界は厳しいです。そうそう認めてもらえるわけではありません。だから...

久御山 まちのにわ構想

平成30年度の研究室プロジェクトとして、かつ久御山町から委託を受けて、中央公園とまちの駅(クロスピア)の整備・活用のあり方のリサーチと、まちづくりのビジョンの検討を進めてきました。その成果がまとまったので概要版を公開します。2018年4月から、久御山町のみなさまと、研究室M1メンバー、研究室OBである中...

揖保川流域圏から網干をみる

神戸新聞に網干銀行の保存・活用の動きが取り上げられました。 われわれの活動は、まだこれからなので大変恐縮なのですが、大きく取り上げていただいております。みなさんの期待に応えられるよう、修士の河北とともに努力します。 まずは、揖保川舟運から龍野電気鉄道(1909-1934)への流れに着目し、網干港の流域圏...

糸とりの里 大音の文化的景観

今年の修論研究(高林)で木之本町大音の水利用を中心とする調査を行いました。住民の皆様のご協力なしでは成り立たない調査でしたが、いい成果が出ましたので、感謝の意も込めて住民の皆様に研究報告会を開催しました(研究室学生3人も同行)。特に動員していないということでしたが、30名を超える多くの方々にご参加いただ...

茶の文化的景観 国際会議

昨年、ICOMOS文化的景観国際委員会の前委員長のモニカさんを日本に招いて国際会議が開かれましたが、今年は中国ICOMOSから、世界遺産の登録申請や保護管理の実務に関わる4人のエキスパートを招いて、国際会議が開かれました。(クローズドですけど)。中国の4人の専門家の方には、あらかじめ2日間視察をしていた...

2019年 今年の抱負

今年も全力疾走でいきます。しかし、なんと私(満38)、今年で数え40になってしまいました。全然実感がわかない・・・。論語の「四十而不惑(しじゅうにしてまどわず)」の「不惑」には、物事の道理によく通じ、何事にも疑い惑うことがない、という意味に加えて、枠にとらわれずに自由に物事を見たり発想したりする、という...