中之島通歩行者空間整備

先週11/15に供用開始された大阪中之島通と中央公会堂前の歩行者空間。ネオ・ルネッサンス様式の公会堂の建築物の素晴らしさが際立つ広場空間になりました。外国にあるような広場になり、多くの方が足を止めて、公会堂の写真を撮られていました。 以下、歩行者空間整備のポイントをあげると、 ・元3車線→暫定2車線→1...

2022-2023

2022年の振り返りと2023年の抱負を備忘録的に書く。 2022年はまちづくりの実践的活動に多くの労力を費やした。さまざまな現場で、多くの経験をさせていただき、多くの人とのご縁をいただいた。ありがたいことである。 しかし、体は一つ、時間も限りがあり、いろいろと手を広げてきた自分自身のやり方の限界を感じ...

加速化する都市のモーダルシフト

交通エコロジー・モビリティ財団の環境的に持続可能な交通(EST)のメールマガジン「環境的に持続可能な交通を目指して」第197号(2022.12.26)に寄稿しました。以下、転載します。
 2022年9月、4年ぶりに欧州の都市を実地調査し、この数年の劇的な変化に驚きました…

ダイアローグ

最近、ミハイル・バフチンの対話理論に関する解説書、それを援用した実践書を読んで、とても参考になったので共有します。 バフチン(1895-1975)はロシアの思想家・文学評論家ですが、臨床精神医学分野で、バフチンの考えを援用したオープンダイアローグのアプローチが、近年非常に大きな注目を浴びており、それにと...

仮想か現実か。その境界は。

コロナでしばらく東京出張できず、先日用事で1泊。その際、コロナ前から行きたかったチームラボの展示をようやく見に行きました。京都駅東南部にもできることですし。 写真は、「Floating Flower Garden: 花と我と同根、庭と我と一体」という作品中のもの。新しい庭の表現ですね。空間体験もすばらし...

地球環境学堂へ

2022年4月より、地球環境学堂に所属替えになりました。都市基盤デザイン論分野を担当します。 とはいえ、工学研究科も兼任で継続を担当しますので、実質的にはこれまでと変わらないのに加えて、地球環境学堂の運営にも関わる、ということになります。 吉田キャンパスにも分野で一室、居室を設けていただいたのですが、そ...

龍野地区まちづくりビジョン

「龍野地区まちづくりビジョン」(2022-2036)が公開されました。播磨屈指の歴史的町並みを誇る龍野地区で、地区全体の課題と資源をまるごと捉え直し、地区内の組織・人が結集し、総合的かつ有機的に地域資源を管理・活用するまちづくりが始まっています。

2021年度

卒業・修了おめでとうございます。 この3年ほど、モチベーションが高く優秀なみなさんとの議論や共同的実践のなかで、実践の研究・教育上の重要性に気づき、実践プロジェクト・実践研究へと大きく舵を切ることになりました。そのような自分にとっても研究室にとっても重要な時期に、みなさんとともに学べたことを嬉しく思いま...

安土未来づくりアイデアブック

研究室安土チームで2020年度から作成を進めてきた安土未来づくりの取り組みをまとめた「安土未来づくりアイデアブック」第2版を作成し、刊行しました。 詳細は研究室ブログに書いてあるのでお読みください。 下記、クリックするとご覧になれます。

久御山まちづくりセンター

久御山町の全世代・全員活躍まちづくりセンターの整備が、大きく一歩進みました。 まず、2020年度に同センター整備基本計画を策定。私は座長として関わりました。 ※基本計画と検討委員会の記録はこちらから。その後、民間事業者との官民対話を経て、2022年3月に同センター整備の管理運営・設計・工事監理業務の事業...