久御山 “まちのにわ” づくりの実践

現在研究室で検討を進めている久御山町のまちづくり戦略および公共空間のデザイン提案について、先日、町長・副町長と、役所のみなさまと話し合いを行いました。 徐々に形ができてきつつあります(まだ出せませんが)。また、官民連携の可能性も探りつつ、さまざまな方面へのヒアリングを同時に進めています。事業性と空間デザインを一体で考えるのはとても面白いです。 10月頃にはその検討成果の一部を披露できると思います。乞うご期待。 (以上、2018年7月25日追記) ...

奥永源寺調査キックオフ

奥永源寺の文化的景観調査を開始しました.東近江市教育委員会歴史文化振興課さんのご協力を得て,修士の高林とともに,調査研究を進めて参ります. 小椋谷の六ヶ畑とよばれる君ヶ畑,蛭谷,箕川,政所,九居瀬,黄和田は,惟喬親王や木地師にまつわる,きわめて個性的で興味深い歴史が目につきますが,その固有の歴史を背景とする,時代ごとの山の暮らしの蓄積が生み出した固有の風土がとても魅力的です. 既に集落の外観を把握(2017.11.9)しましたので,ヒアリング調査...

広沢池の保全管理を考える

先日行われた、広沢池の今後の保全管理のあり方を考えるワークショップ(京都市主催)に参加し、その歴史的風土(風致)の成り立ちやその本質的価値について講演をさせていただきました。 それに先立ち、久しぶりに広沢池周囲を歩きました。たまたま、隣接している新興宗教系の教団の聖地とされている平安郷の一般公開があり、敷地内部の見学をしましたが(ここ数年毎年桜、新緑、紅葉の時期に一般公開されているそうです)、遍照寺山や池、谷の水など周囲の地形環境を生かした広大な...

和束 地域カンファレンス 2

和束町にて,第一回(報告会)に引き続いて,茶に関する景観の歴史や特徴を探るために,地域カンファレンスを開催しました(2018.3.9).山口によるプレゼンのあと,原山と釜塚に分かれて上杉先生と藤井先生のファシリテーションにより議論を進めました.なお,院生の三輪と高林が記録を務めました. 茶農家の方々の景観に対する認識,茶生産に対するこだわり,集落と茶業の歴史,茶工場の歴史や使い方,自然条件の活用や季節や時間の感覚など,短い時間でしたが密度の高い情...

国際研究ワークショップ

Wong先生やQin先生(CEE副専攻長)を含むシンガポール南洋理工大学の訪問団が京都大学に来学され,京大の土木系専攻,環境系専攻の研究室との今後の研究協働の可能性を探るワークショップを開催しました. 教え子の王君がWong先生の研究室で博士研究員兼プロジェクト研究員として研究活動を行っている関係で,私がホストとなりました.今後の,シンガポールと日本の歩行環境を中心とした比較研究,実践研究における連携が期待されます.   先月の2月3日...

時代の転換点

今,いろんな実務の仕事に関わる中で,都市や地域のあり方が大きく変わろうとしていることや, プランニングのあり方を大きく変えなければいけない必要をひしひしと感じている。 それぞれ個々のトピックについてはよく言われていることではあるが,たとえば我々の専門分野に近いところでいうと, 超高齢化社会の本格化と人口減→地域社会システムの維持困難/持続可能なシステムの構築, 公共空間の民間活用の流れ→道路等の公共空間再編・活用,都市公園等の公共空間整備活用にお...

2017-2018

年の変わり目。1年を振り返りたい。 2017年は「切り口」を考える年だった。若手の勉強会や,いくつかのシンポジウムの企画,准教授になって担当が増えた講義,行政職員との勉強会,市民講座等でのレクチャーなど。目先にとらわれず,次の10年で何を生み出すか,どういう切り口で言葉にするか,を考える機会が多かった。 どこまでできるかはひとまずおいて,自分がなすべきことのオリジナリティというか,自分だからこそできることの「切り口」はみえてきた。研究レベルでは見...

個性を育む都市デザイン シンポジウム

去る12月21日に,西村幸夫先生(東京大学 都市デザイン研究室 教授)の退職記念シンポジウム 「個性を育む都市デザイン ーその研究・実践を展望する」に討議者として参加しました。 コーディネーターの野原さんのご報告,事務局の永野さんのご報告はこちら。 個人的にはこれまで西村幸夫研の考え方や実践手法から学び,いつも参考にさせていただいていたので,お声がけいただいたことはとても光栄でした。 プレゼンでは,野原さんの趣旨説明(デザ研のフィールドとして,関...

第9回 文化的景観研究集会

奈良文化財研究所主催 第9回文化的景観研究集会 「地域らしさを支える土木―文化的景観における公共事業の整え方―」 【プログラム】 (平成29年12月9日(土),於京都府立大学・大学会館(9日)        10日(日),滋賀県東近江市と近江八幡市(10日)) に参加し,講演と,パネルディスカッションのコーディネーターを務めました。 (実際には企画時から関わらせていただきました) まず,今回の研究集会のテーマ「地域らしさを支える土木―文化的景観に...

景観・デザイン委員会20周年記念シンポジウム

土木学会 景観・デザイン委員会20周年記念シンポジウム 「景観・デザインは日本を救うか? -都市・地域の再生に向けて」 ウェブページ / [プログラム PDF]  (平成29年12月1日(金) 10:40-18:00 於京都大学国際科学イノベーション棟シンポジウムホール)に開催校幹事として,また企画者としても関わらせていただきました。 中村先生の格調高く創造性溢れる基調講演,シンポジウムのパネリストの方々のご発表とご意見に救われて,盛況のうちに終...