カテゴリー: つぶやき

景観・デザイン分野 案内

新学期が始まりました。景観や公共デザインという専門分野(ここでは景観・デザイン分野と称します)は、初学者にとっては、どういう専門知識・技術を、どのように身につければよいかが、分かりにくいと言われます。分野の案内のために、少しだけ解説します。 誤解をおそれず、非常に簡単に言ってしまえば、景観・デザイン分野...

2020年度

毎年3月は別れの季節であります。修論(卒論)に、プロジェクトに、邁進した学生たちが、共闘した仲間たちが、研究室から巣立っていきます。本当におめでとうございます。 自ら自らを律し、自らの探究心をもとに、いい研究を、よくやってくれました。いろいろ教えてもらいました。ありがとうございます。 社会に出て、大いに...

2019-2020

2019年も,着々と研究・実践を積み重ねて,知見・経験を積み,実験を重ねつつ,次の仕掛けの種を蒔くという1年でした.今年も優秀でモチベーションの高い学生たちに恵まれ,みなそれぞれ次につながる,質の高い研究を積み重ねてくれました. やろうとしていることはもうこの3年ほどは変わっていない(2017年振り返り...

旅立ち

  研究室を旅立つ学生たちが、謝恩会を開いてくれました。心暖まる会でした。 1本の博士論文、6本の修士論文、加えて、4本の卒業論文にM1が主力の実践プロジェクトや国際ワークショップ。みなが全力で走り抜けてきました。 研究もデザインも勝負の世界は厳しいです。そうそう認めてもらえるわけではありません。だから...

2019年 今年の抱負

今年も全力疾走でいきます。しかし、なんと私(満38)、今年で数え40になってしまいました。全然実感がわかない・・・。論語の「四十而不惑(しじゅうにしてまどわず)」の「不惑」には、物事の道理によく通じ、何事にも疑い惑うことがない、という意味に加えて、枠にとらわれずに自由に物事を見たり発想したりする、という...

つれづれと

  京都造形大の庭園学講座で「文人の住まいと隠遁の風景」を講じるにあたって原稿を書いた。京郊の山のほとりに住んだ近世初期(寛永前後)の文人たちが、いかに風物、風景を見出したか、というのが主題だ。博論の6章をもとにしているが、これを学会で講演発表したとき、東工大の齋藤先生から、なぜ若いあなたがこ...

文化の有形/無形とアイデンティティ

[付記2016.6.10] あらためて考えると、僕が歴史研究のテーマを設定するときに基準としている事は、 まちや人(市民、都市デザイナー)のアイデンティティや価値・規範形成に貢献するかどうか、だ。 その貢献が大きいほどよい(むしろ方法論以上に)と考えている。 ——付記、以上&#8...

研究シーズン

卒論修論添削シーズン到来。査読付共著論文の修正、本の原稿や自分の論文の 査読修正もあり、いよいよ忙しい時期に入ったが、研究成果の仕上げの段階の 議論は研究の醍醐味ともいえ、一年で一番面白い時期である。 いい研究の条件は、一に構想・テーマ、二に論文構成とディテール・考察の表現だと思う。 まず、構想・テーマ...

2015-2016

2015-年末年始は一年を振り返り、次の一年の目標を定めることにしている。 まず2015年を振り返ると、とにかくあちこちの現場に奔走した一年だった。 いいか悪いか分からないが、結果的にはあらたな種まきを多くすることになった。 とはいえ、足で稼がないと始まらない。芽が出ることを期待したい。 年を経るごとに...

70年

□□ 追記 2015.12.23 □□ NHKスペシャル「新・映像の世紀」第3集 第二次世界大戦 世界は独裁者を求めた、をみた。 気づいたことがある。戦争の本質は、「私益の確保のための他者の論理の排除」にある ということである。 欧米各国での極右政党の躍進をみていると、時代は繰り返していることに身震いを...