2019年 今年の抱負
今年も全力疾走でいきます。しかし、なんと私(満38)、今年で数え40になってしまいました。全然実感がわかない・・・。論語の「四十而不惑(しじゅうにしてまどわず)」の「不惑」には、物事の道理によく通じ、何事にも疑い惑うことがない、という意味に加えて、枠にとらわれずに自由に物事を見たり発想したりする、という...
今年も全力疾走でいきます。しかし、なんと私(満38)、今年で数え40になってしまいました。全然実感がわかない・・・。論語の「四十而不惑(しじゅうにしてまどわず)」の「不惑」には、物事の道理によく通じ、何事にも疑い惑うことがない、という意味に加えて、枠にとらわれずに自由に物事を見たり発想したりする、という...
京都造形大の庭園学講座で「文人の住まいと隠遁の風景」を講じるにあたって原稿を書いた。京郊の山のほとりに住んだ近世初期(寛永前後)の文人たちが、いかに風物、風景を見出したか、というのが主題だ。博論の6章をもとにしているが、これを学会で講演発表したとき、東工大の齋藤先生から、なぜ若いあなたがこ...
[付記2016.6.10] あらためて考えると、僕が歴史研究のテーマを設定するときに基準としている事は、 まちや人(市民、都市デザイナー)のアイデンティティや価値・規範形成に貢献するかどうか、だ。 その貢献が大きいほどよい(むしろ方法論以上に)と考えている。 ——付記、以上...
卒論修論添削シーズン到来。査読付共著論文の修正、本の原稿や自分の論文の 査読修正もあり、いよいよ忙しい時期に入ったが、研究成果の仕上げの段階の 議論は研究の醍醐味ともいえ、一年で一番面白い時期である。 いい研究の条件は、一に構想・テーマ、二に論文構成とディテール・考察の表現だと思う。 まず、構想・テーマ...
2015-年末年始は一年を振り返り、次の一年の目標を定めることにしている。 まず2015年を振り返ると、とにかくあちこちの現場に奔走した一年だった。 いいか悪いか分からないが、結果的にはあらたな種まきを多くすることになった。 とはいえ、足で稼がないと始まらない。芽が出ることを期待したい。 年を経るごとに...
□□ 追記 2015.12.23 □□ NHKスペシャル「新・映像の世紀」第3集 第二次世界大戦 世界は独裁者を求めた、をみた。 気づいたことがある。戦争の本質は、「私益の確保のための他者の論理の排除」にある ということである。 欧米各国での極右政党の躍進をみていると、時代は繰り返していることに身震いを...
近年,文化財行政は保存から活用へ,まちづくり行政も歴史資源の再生と活用へ, という大きな流れがあり,文化財行政を越えた歴史文化資源のマネジメントが 大きな課題になっているといってよい. また,その資源も,世界遺産レベルのものから,市民遺産レベルのものまで広がりがある. そこで重要視されているのが地域...
平成27年度がはじまりました。 今年度はこれまでにないほど忙しくなりそうです。 今年度中には、研究論文の執筆や学生の論文指導のほか、 近江八幡市の観光まちづくり計画の立案(研究室プロジェクト)、 伊庭の文化的景観調査報告書の執筆、 宇治茶の文化的景観・海外類例調査(仏蘭西と中国)、 都市の歴史と計画WG...
年が明けました。この3ヶ月ほど、ブログを更新してませんでしたね。 書くことは逆にいろいろありすぎて困るほどですが、いろいろな締め切りや 育児の手伝い?に追われているなかでなかなか余裕がなかった。 2014年を振り返ると、自分の中での大きな変化として、まずは2014年の12月に生まれた 子供の存在がある。...
先ずは個人的な報告を。 第一子を授かりました。元気な女の子です。 家事をしながらの仕事は大変!! さて、景観研究者の職能って、何だろうか。 ふと考えてみた。 公共事業の景観検討、景観まちづくり・・・ 景観論からみた、概念(考え方)の提示/問題点の提示・・・ 研究は? どう役に立つのか。 研究は、世の中に...