カテゴリー: 活動報告

伊庭の水辺景観 マップ完成

伊庭(東近江市)では,重要文化的景観選定に向けた学術調査の成果がようやくまとまり,今年度中に調査報告書が出ます。それにさきがけ,「伊庭の水辺景観」が日本遺産「琵琶湖とその水辺景観−祈りと暮らしの水遺産」の構成遺産となったこともあり,東近江市さんからの依頼を受けて,伊庭のマップを作りました。以下は広げた画...

久御山町まちづくり・地方創生セミナー

8/21に「久御山町まちづくり・地方創生セミナー」に講師として参加させていただきました。 http://www.town.kumiyama.lg.jp/contents_detail.php?co=new&frmId=2426 洛南タイムスに趣旨を簡潔にまとめていただきましたので、以下、一部を...

夏の合宿2016

今年から、研究室4年生(+希望者)向け、夏のデザインWSをはじめました。 3日間の短期集中型演習で、修士・博士の学生にチューターをお願いし、 スタッフとゲストの研究室先輩が批評を行うといった形にしましたが、 なんと3日間で、9名の研究室卒業生がゲスト講師として参加してくれて、 学生たちに助言、叱咤激励を...

安土城下町の再生へ向けて

今日は安土のまちづくり有志の皆様、市の皆様とともに、安土城外堀の現状を、田舟に乗って調査しました。 数多く残る古い石垣、カワト、信長もみたはずの昔ながらの風景。 そういった希有な資源を生かして、景観整備とまちづくりをどう進めるか、じっくりと意見交換しました。 外堀の知られざる魅力や景観に磨きをかけ、安土...

色彩

本日は某橋梁+某高架橋の景観検討会議でした。 あいにくのお天気ではありましたが、なんとか雨はあがってくれました。 事前に綿密に検討を重ね、絞りこんでおいた色見本をつかって、 現場でいろいろな組み合わせを試します。まずは想像していたイメージ通りで安心。 議論しながらひとつに絞り込んでいきました。 重視した...

計画学と景観・デザイン・歴史

土木計画学2016年春大会「土木計画学50周年若手セッション」(2016年5月29日)にて 発表を行いました。今後の議論を呼び起こすためにも、講演録全文書きおこしを掲載します。 まだまだいい足りない事や、議論が必要な点も多いです。 メール等にてコメントいただければ幸いです。 ——...

風土の生成力

5月28日,研究室ゼミに中村良夫先生(東京工業大学名誉教授)をお招きして, 勉強会を行いました. 「風土自治圏を育む」(ランドスケープデザイン誌 No.105)のテキストから改訂を加えた原稿を もとに,和辻の風土論の読み解き,と,そのまちづくりへの応用について話題提供を頂き,議論しました. 和辻の風土概...

水郷伊庭の暮らしと景観

富士フイルム・グリーンファンド(FGF)の機関誌、 グリーンレターNo.37 「水の景と人々の暮らし」が刊行されました。 http://www.fujifilmholdings.com/ja/sustainability/vision/greenfund/pack/pdf/GLno37w.pdf (ダウ...

安土まちづくり提案報告会

 【DL】 11月27日、近江八幡市主催で、まちづくり提案報告会議を行いました。題して、 【京都大学】×【近江八幡市】安土城下町再生 『水と文化 葦舟で結ぶ風景の一考察』-安土で育むべきモノとは- です。プログラムのダウンロードはこちら。 私も、「地域固有の歴史的・文化的特質を生かした総合的な地域づくり...

国際交流2

リスボン工科大学のCristina Castel-Branco先生をお招きし、国際セミナーを開催しました。 景観設計アトリエを主宰されるカステルブランコ先生は、数多くの景観設計実績をおもちの一方、ポルトガルを中心とする庭園史・景観史に精通されており、近年では日本-ポルトガル関係史という観点から長崎の都市...